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工全国工芸・民藝マップ
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資料からたどる、人と技

職人の系譜

師事・指導、技の継承、親子、襲名、工房代表の継承を別々にたどります。現在70人と、資料で確認できた70関係を収録しています。

確認できた範囲の試作です。親子や同じ名跡であることから技術の伝授を推定せず、生没年と師事の時期も区別します。現在の製作・受注を示すページではありません。

分野・時代は人物一覧の絞り込みです。図は選択した人物につながる系譜を縦にたどれます。別分野で学んだ人も残します。時代に生涯が重なることは、その時代の師事を確認した意味ではありません。

室瀬和美

漆工 · 生年 1950 / 没年 記載なし

読み:むろせ かずみ

death_year=nullは調査時点で没年情報を採用していないことを表す。

確認済みの称号・認定歴

重要無形文化財「蒔絵」保持者(各個認定)

認定:2008-09-11

称号・認定歴の出典

帝室技芸員の任命と重要無形文化財保持者の認定は別制度です。歴代の記録を含み、現在の生産・受注や存命を示すものではありません。

漆芸教育・松田権六・室瀬和美につながる系譜

江戸生まれの師から、明治以降の漆芸教育、昭和・平成・令和の漆芸へ。関係の時期は各出典で区別。

武井藤助から川之辺一朝への修業の開始年は未確認。江戸期から現代まで途切れず相承した全系譜を示すものではない。

今回の採用線は家系図や全相承ではなく、資料が明示する教育・技術・血縁関係の一部。

人物の出典
線と矢印の意味
  • 師事・修業:師→学んだ人。師事・弟子入り・製法を学ぶことが資料で明示
  • 指導:指導者→学んだ人。学校教育、父による指導、別分野の教育。正式弟子入りと同一視しない
  • 技の継承:前代→継承者。技の継承の記述はあるが師事開始・弟子入り未確認
  • 父子:父→子。資料の父子・長男・次男・四男の明示。技術伝授を自動推定しない
  • 養父子:養父→養子。養子の明示。血縁・師事と別
  • 襲名・名跡の前後:以前の名跡保持者→後の保持者。同一名跡の前後関係。本人からの直接授与・親子・技術伝授を意味しない
  • 工房代表の継承:以前の代表→後の代表。工房の代表就任・継承が資料で明示。襲名・親子・直接の技術伝授とは別に記録

下へスクロールして、資料で確認できた関係をたどります。同じ段の人物が多い場合は、二人ずつ上下に並べています。配置の順序から年代や親子関係を新しく推定せず、矢印のある関係だけを確認済みとしています。人名を選ぶと人物の説明へ、線を選ぶと関係の説明へ移動します。

別の枝へつながる関係

線が混み合う関係は、以下から個別の説明へ移動できます。人物や関係を省いたものではありません。

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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指導 · 学校での指導

関係の時期:1890年の専修科進学に続く記述だが、個々の師への学習開始を分けて特定しない。

六角の略歴は専修科進学に続け、小川松民と白山松哉から漆技を学んだことを記す。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

→

指導 · 学校での指導

関係の時期:専修科進学年を白山への師事開始年と断定しない。

六角の略歴は小川松民と白山松哉から漆技を学んだと明記する。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

→

指導 · 指導・寄宿

関係の時期:1914年は初訪問・寄宿開始年として確認。指導開始年と同一とは断定しない。

展覧会関連講座で六角を松田の師と呼び、東京美術学校で松田を指導したと明記。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 弟子入り

関係の時期:1939年弟子入り

田口の略歴に昭和14年(1939)の松田権六への弟子入りを明記。

関係の出典・該当箇所

この人物につながる人 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 師事

関係の時期:具体年未確認

室瀬和美が東京藝術大学で研鑽中に松田権六・田口善国に師事したと記載。

関係の出典・該当箇所

この人物につながる人 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 大学院での師事

関係の時期:具体年未確認

室瀬和美の師として田口善国と松田権六の両名を明記。

関係の出典・該当箇所

この人物につながる人 · 資料で関係を確認

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指導 · 父による指導

関係の時期:具体年未確認

室瀬和美が父の室瀬春二から漆芸の指導を受けたと明記。

血縁から師弟を推定したのではなく、指導の記載を根拠に別edgeを立てる。

関係の出典・該当箇所

この人物につながる人 · 資料で関係を確認

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父子 · 父→子

関係の時期:具体年未確認

室瀬春二を和美の父と明記。

師弟関係とは別の血縁edge。生年を便宜的な関係開始年として補完しない。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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指導 · 日本画を学ぶ

関係の時期:昭和11〜16年

田口善国が1936〜1941年に奥村土牛から日本画を学んだ記述。

漆工カテゴリーの絞り込み時も、関連分野の師として線と人物を残せる。単なる作風の影響とは区別。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 師事・修業

関係の時期:時期未確認

川之辺一朝が幸阿弥派の武井藤助に師事し、蒔絵を修業したことを美術館の解説で確認。

関係の出典・該当箇所
  • 川之辺一朝 作家解説 — 石川県立美術館

    作家名の読み、生没(天保元–明治43)、武井藤助への師事、明治29年帝室技芸員任命

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 師事・修業

関係の時期:1890年(明治23年)に学び始める。終了年は未確定。

磯矢完山が小川松民について蒔絵を学んだことを物故者記事で確認。

関係の出典・該当箇所

系譜内の関係 · 資料で関係を確認

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師事・修業 · 師事・修業

関係の時期:小川松民の没後。入門年は記事に明記されない。

磯矢完山は小川松民の没後、川之辺一朝に入門したと記録される。

関係の出典・該当箇所
保留している関係(1件・図には未収録)

白山松哉 → 松田権六

年報の検索抽出文で関係を確認したが、同一段落に人名OCR揺れがあり、年報原画像未照合。補助資料APJは白山が松田在学時の教員だったことを述べるが、同時在籍だけでは個別師事を確定しない。標準の系譜線から除外。

今回の収録範囲と留保
  • 機関が公開する解説・年表・人物典拠を優先。弟子帳、家系文書、学校原簿など当時の原史料まで全関係を遡った研究ではない。
  • 工芸関係者と、分野を越えて指導に関わった日本画家を収録しています。網羅的な日本工芸史・全弟子名簿ではありません。
  • 全人物のcraft_idを確定できるものではない。千葉の蒔絵craft-0623と練馬の螺鈿蒔絵craft-0706は地域・製作者限定のため汎用蒔絵タグとして流用しない。
  • 横浜眞葛窯の1945年焼失と1959年の四代没を区別。現代へ連続するとしない。
  • 関係が見つからないことは関係が存在しなかった証明ではない。
  • 重要無形文化財保持者(各個認定)の認定歴と帝室技芸員の任命歴を別制度として記録。受賞・職業・家督・襲名を称号へ読み替えない。
  • 未確認候補と除外した関係は通常の人物・関係線へ追加しない。称号人数は歴代の確認済み記録であり、現在の存命保持者数ではない。